ムダのない次世代ブラウザ「Smooz」とは?
スマートフォンやタブレットでインターネットを利用するのは今や当然となっていますが、そのほとんどの人が使用しているのは最初から機種にインストールされている標準ブラウザなのではないかと思います。
パソコンでも多くの人が使用しているGoogleChromeもしくはSafariをスマホでそのまま使い続けていることでしょう。
しかしそうした標準ブラウザはパソコンと同じ感覚で操作することができるという利便性がある反面、モバイル端末で使用するには不便な点がいくつかあります。
中でも使用していて最も不満に感じる点として「表示が遅い」ということがあります。
このブラウザの使用速度についてはパソコン時代から各企業や個人が熱心に開発をしてきたところであり、より使いやすく使用感のよいブラウザがいくつもリリースされています。
その中でも2016年のベストアプリにも選ばれた次世代型モバイルブラウザとされているのが「Smooz」です。
「Smooz」は元楽天に勤務していた社員がスタートアップ企業として提供開始をしたアプリで、タブ管理による複数のページの操作ができるようになっています。
複数ページでの比較をするときに強みを発揮
「Smooz」の最大の強みとなっているのが複数に表示をしたページの切り替えです。
複数のページを同時に表示させたいとき、画面の大きなパソコンと違ってスマホやタブレットでは細かく移動を繰り返さないといけません。
このときの表示にいちいち時間がかかってしまうことにストレスを感じている人も多く、そんなモバイルユーザーならではのニーズに対応をしたのがこのアプリケーションです。
複数のページ切り替えをする場面としては、例えばネットショッピングをするときの商品比較や、ある記事から他の記事を参照してまた元に戻るといったときがあります。
標準のGoogleChromeやSafariでもタブ操作をすることはできますが、Smoozにおいては新しいタブを開く操作がわかりやすく、また表示されているサイトのリンクを長押しするだけで別タブとしてバックグラウンドで開けるなど細かい部分の操作がかなり省略できるようになっています。
開いたタブを一覧で探すこともでき、開いたタブが多くなったときにどれがどれかわからなくなるということも避けることができます。
さらにもう一つの大きな特徴としてAIを使用した自動的な文字検索機能があります。
私達はブラウザでサイト閲覧をしていると、目にした文字列から別のことを検索したくなります。
そこでいちいちその言葉を入力やコピペをしなくても、AIが先にどういった言葉を検索したくなるかを予測して一覧で提示してくれるのです。